舞城王太郎著「煙か土か食い物」読みました

舞城王太郎著「煙か土か食い物」読みました。
舞城さんのデビュー作。

面白かったです。

福井県西暁町(架空)で起きる連続暴行事件をアメリカから帰国した主人公が、解決する話。

政治家の家庭に生まれ、変わり者だらけの兄弟。親子で、罵り合い、殴り合い。酷いです。
でも、ラストまで読むと「良い」です。

作風がリアルかというとそうではないです。天才的に謎を解いたりします。
間抜けなキャラもいて、どこか、のどかな感じもします。