「π」観ました。
ダーレン・アロノフスキー監督の映画作品。
「ブラック・スワン」の監督だそうです。
「π」は、初期の作品で、白黒映画です。
デビッド・リンチの「イレイザー・ヘッド」みたいなカルト映画です。
ストーリーは、小さい頃に太陽を見て、失明しそうになった奇人の数学者が、コンピュータを使って、数字で、株価や、いろんなもの、世界の仕組みを理解しようとする話。(ボロアパートの自作コンピュータを見ると、少し昔のようです。)
ある時、216桁の数字をコンピュータがはじき出し、その数字を巡りマフィアや宗教団体(秘密結社)にも追われます。
でも、そんなマフィアとかは関係なく、本人がものスゴイ頭痛持ちで、数字と頭痛で狂っていく話です。
「黄金長方形」や螺旋など、数学のことも出てきますが、難しいことはないです。
主人公の妄想ですが、洗面台の中に、脳味噌があって、そこにアリがたかっている。その脳味噌をつぶすシーンがあります。
白黒なので、怖くはないですが、…そんな感じの映画です。