ウインブルドンテニス

昨日、深夜、ウインブルドンテニス2012を見ました。
男子の準決勝戦で、かつての王者フェデラーと、昨年の覇者ジョコビッチの対戦。
数年ぶりに、フェデラーの試合を見ましたが、かつてのような力はなかったです。ただ試合運びがうまく、最終的に勝利。
しかし、途中までは、かなり追い詰められてたような印象です。

昔のフェデラーの、正確なフォアのショット、片手バックハンドのスライスショットやトップスピン、緩急をつけた多彩な攻撃、それらを駆使し、自分のペースに持っていくゲーム展開、など、全てがすごく、プレースタイルの完成形・頂点と思われていたのに、今は、だいぶ変わった印象。
フォアの強打や、サーブが武器で、バックハンドが弱点になってるようです。
30才になり、体力、筋力、動態視力など落ちたから、相手のショットのパワーに押されるんですかね。
でも、フェデラーみたいにメンタルが安定した選手は、いない気がする。
フェデラーが、過去の数々の激戦をし、勝利したのも強いメンタルがあってこそ。
昔は、技術に裏打ちされたメンタルの強さだと思ってましたが、そうではないですね。(技術・パワーはあっても、自滅する選手は多い。フェデラーは、相手攻撃により追い込まれてのミスはあっても、自分起因の凡ミスは少ない。)
フェデラー、もう一回優勝するような気がします。