「植田正治写真美術館」行きました。
今年は、写真家・植田正治さん生誕100年でした。
鳥取県米子市に近い伯耆町にある美術館は、12月から冬季休館。
11月30日は開館最終日で、結構、カメラを下げたお客さんが多かったです。
案外、天気が良かったので、館内から大山を撮ってるヒトもいました。
(山頂は、ずっと雲をカブってましたが。)
植田正治さんの写真は、山陰の風景・人物を撮ったものが多いです。
写真に撮られた風景や人物にユーモアや素朴さ、逞しさを感じたりします。(と思う)
写真を見て美術館を出ると、周りの風景が、植田正治さんの撮った写真のように、感じられてくるのは、不思議です。
植田正治さんは、いつでも、モノや風景、人物を新鮮に、いとおしく感じ、切り取るまなざしを持ってたんでしょうね。(と思う)
植田正治さんと言えば、「演出写真」が有名ですが、今回の企画展示はそれだけでなく、植田さんの人となりが静かに感じられる、生誕100年にふさわしい内容だったと思います。