「風立ちぬ」観ました。
宮崎駿監督作品。
とても良かったです。
泣きはしませんでしたが、鑑賞後、夜寝ていて、うなされました。
何か残ったのでしょう。
堀越二郎さんという航空機の設計技師が主人公で、堀辰夫の「風立ちぬ」の恋愛を織り込んだドラマになってます。
あまり起伏のない淡々とした話と聞いていましたが、僕はけっこうドラマティックだと思いました。
主人公がモノ静かな分、出来事が起きると、どうすればいいのか、主人公と一緒に考えさせられる気がしました。
ストーリーは、少年の二郎の夢から始まり、成人した二郎の夢で終わります。
夢のシーンだけでもかなりいいなあと思いました。
戦争そのものは、リアルに描かず、夢の中で、戦争を描いています。
戦闘機が空をかっこよく飛ぶのも、主に夢の中でした。
奈穂子には、いっぱいキスしてましたね。
苦しいけど、清々しい。清々しいけど、苦しい。
そんな映画でした。