上遠野浩平「恥知らずのパープルヘイズ」読みました

上遠野浩平さんの「恥知らずのパープルヘイズ」読みました。

読む前に、「5部の話だけど、石仮面が出てくる」と聞いていたのですが、あまり気にしなくていい情報でした。

「最後泣ける」とも聞いたのですが、そうでもない。

裏切り者フーゴの「気持ちを整理する話」でした。

なるほど、と思いました。

後書きの、「ヒトの気持ち」について書いてある部分が、印象に残りました。

今、唯円の「歎異抄」の解説本を読んでいますが、ヒトは、複雑で、ビミョーな気持ちを持っているすね。

僕も、第6部の後の、エンポリオの気持ちの整理を書いてみたことあります(載せてませんが)が、スガスガしく生きたいもんです。