「海賊とよばれた男」読みました。
面白かったです。
「出光」の創業者の話。
戦前・戦後の、日本の状況を、石油類の商売を通して描いています。
とにかく、主人公である店主「国岡鐡造」(仮名)生き方が、何事にも左右されず、まっすぐ進むので、壮快。この本の魅力になってます。
鐡造は、様々なコトで、何度も追い詰められます。
しかし、外資系の「メジャー」と呼ばれる石油会社にも屈せず、独力でに世界から孤立していたイランにタンカーを送り込むなど、石油業界、日本政府、アメリカ・イギリスを敵に回しても、窮地を乗り越えていきます。
この本を読む前に、NHKのラジオドラマを聴いて、面白かったので、本を読んだのですが、ラジオドラマも、コンパクトにまとまっていて、良いです。